コラップストランスフォーム

After Effectsを使う場合、前回にもちょっと触れた「コラップストランスフォーム」を上手く使えるか否かが、初心者から中級者へと進むキーになると思います。

 

最初は言葉の印象から、何か小難しそうな機能に感じますけど、それは単に思い込み。

 

中身をそのまま保持するモードと思えば、使い方が解ってきます。

 

After Effectsにコラップストランスフォームの機能があって、本当に良かった‥‥とじみじみ思います。特に、すぐに寸法が大きくなりがちな4Kとかやっているとネ。

 

コラップストランスフォームは工夫とアイデア次第で、数多くの使い道があります。解像度の意図的な混在だけでなく、様々なコンポーネントとしても使えるし、ラスター画像にもベクター画像にも両方使えます。

 

私がなんだかんだと他のコンポジットソフトウェアに消極的なのは、

 

エクスプレッション・スクリプトによる制御

コラップストランスフォーム

 

‥‥という一見地味な機能を、他のソフトウェアが有しているか判断しにくいからです。

 

ハッキリ申しまして、上記2つは極めて重要です。

 

ノードを結線できる「見た目」なんて、ぶっちゃけ、どうでも良いのです。どんなにエレガントな見た目でも、結局、手作業で延々コピペする作業を繰り返したり、スマートに解像度を扱えないようでは、先祖返りも甚だしいです。

 

昔、Appleの「Motion」というソフトウェアをアニメ撮影に使えないか、とあるところから打診されて試したことがあるのですが、Motionはスクリプトに対応していなかったので、タイムシートのコマ打ちを全て手打ちでMotionの機能に置き換えて作業せねばならず、残念だけど使えなかった事例があります。

 

 

もし、紙と鉛筆の作画で、電動でも手動でも鉛筆削り器がなく、ナイフしかなかったらどうでしょうか。鉛筆を削り出すのに時間を取られて、確実に効率がダウンしますよネ。

 

ご安心ください。ナイフはナイフでも、ものすごい切れ味の鋭いナイフを用意しています。

 

‥‥と言われても、死んだ魚の眼にしかならんですよネ。つべこべ言わず、手動でコンパクトなのでも良いから、鉛筆削りを用意せい!‥‥と。

 

どんなにエレガントなインターフェイスでも、その作業内容が非効率で、機能の低いものなら、エレガントなUIなど虚しいばかりです。

 

 

After Effectsの中級段階に進むのなら、スクリプトとコラップストランスフォームの積極的な活用を実践しましょう。

 

 

 

鉛筆削りで思い出しましたが、KUMのオートマチック(といっても回すのは手動。「オート」の視点が違います。)は、鉛筆の作画を一切しなくなった今でも、現役で机の上に常備しています。鉛筆関連をたまに削る程度なら、これでキマリです。

 

 



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