アゲアゲ
二原動仕の関わりをもって、従来作画方式の仕事を幕引きする‥‥のは、あまりにも切ないと去年は思っておりました。紙関連のキャリアの最後が、ソレでは、あまりにも忍びない‥‥と。‥‥しかし、今年になって作画的にもエフェクト的にもやりがいのあるシーンを担当してどうやら終われそうなので、関係諸氏に感謝です。良い死に場所を得た‥‥と思っております。
一方、新技術を2K従来作品に応用した仕事も同時に進んでおり、それもまた有意義な仕事です。未来に繋がります。
いやあ‥‥ホントに、まるで1994〜96年の頃の再来です。新しいものと古いものが混沌として、前方が不透明に曇りがちになる‥‥という点において。
でも、そういう時は、ロジカルの限りを尽くした後で、直感に従うべし。
「どうせ」人間は生まれて死ぬ運命なのです。生まれた時は何の知識も持ち得ないし、死ぬ時は何も持っていけないのです。
だったら、生きている間の自分をとことん信じるべし‥‥です。
ストラテジーだ何だとのたまっても、最後はやっぱりソコです。
自分を最終的に信じられずに、逃げ癖をつけたら、何も成し得ないです。
逆に言えば、自分自身を信じる確証を得るために、技術や知識や経験の蓄積に努める‥‥とも。
‥‥と書いて、今の掛け持ち仕事を確実にこなすために、キモチをアゲアゲにしてみる。