タミヤアクリル、コンプリート!

塗料の主力を、タミヤ・アクリルへと完全にシフトした私‥‥ですが、ちょいちょい「買ってない色」があり、「なぜ、ダークシーグレーみたいなメジャー色が買ってないのか?」とひとりでアホみたいに悶えるのはもうイヤなので、正月早々「大人買い」を敢行し、足りない色を全部買い揃えました。

 

*昔の大瓶だった頃のアクリルカラーもちらほら現存します。もう30年近く経過した塗料でも、普通に使えるのがスゴいです。

*ケースは、アマゾンで買ったミニチェストです。横に6個並べられるので、6の倍数で瓶を数えると整列しやすくなります。

*とはいえ、タミヤアクリルにはどういう理由かは知りませんが、ごっそり欠番があり、綺麗に番号順には並ばないエリアがあります。なので、番号に追加があった時に備えて、50番で区切って収納してあります。

*色番号を全部チェックしてみて、随分と同じ色を買っていることも発覚。3個同じ色の瓶も出てくる始末。‥‥まあ、在庫として保管しておきます‥‥。

 

XFはフラット色、Xはグロス&セミグロス色で、両方合わせて30色くらい買い足しました。大人になると、こういう買い方が出来るので、歯止めが効かなくなりますネ。

 

実際、プラモの塗料を全部揃えるなんて、生まれて初めてです。‥‥まあ、色数の少ないタミヤアクリルだから揃えられたというのもあります。Mr.COLORだったら「思い立って買い揃える」なんて無理だろうと思います。実際、今では手に入らない特色もMr.COLORには沢山ありますしネ。

 

プラモの塗料は少年時代から「ラッカー派」でしたが、ここ数年、どうにもラッカーの「シンナー臭」がダメになり、アクリルに変えたのですが、慣れてしまえば「すっかり絵画気分」でスイスイ自由に塗れて、むしろラッカー系の「塗料っぽさ」よりもアクリルの「絵具っぽさ」のほうが、今は好きです。

 

エアブラシを使う時も、重ね塗りの縛りが無いときは、サラサラに溶いたアクリルでスプレーします。

 

 

アクリルカラーの良いところは、何と言っても、「優しい匂い」です。長時間、作業ができます。

 

次に、筆洗いが簡単。筆が乾かないうちに水でじゃぶじゃぶ洗えば綺麗になりますし、水道水は臭わないですし処分も簡単です。放置して固まり始めたらラッカー系のシンナーやツールクリーナーでも洗えます。作業の最後はブラシエイドで優しく洗えば、次の作業時も快適に筆が使えます。

 

*最近はなんでも、可愛いキャラが添えてあります。一億総萌絵時代はいつまで続くのか。でも、そんなことは気にしない、目くじらたてない。実際、イメージキャラのおかげで商品を思い出しやすくなってますしネ。

 

あとは、「一度乾いたら、アクリル同士では簡単に溶け出さない」点です。これは重ね塗り技法において、非常に大きな利点です。ラッカーだと簡単に溶け出してしまって、下の色と混ざりやすい‥‥ですよネ。アクリルの乾くと溶けにくい性質を利用した、アクリルならではの重ね塗り技法が可能です。

 

 

なぜ、今更、こんなにタミヤアクリルにハマったのか、自分でも不思議でしたが、よくよく考えてみれば、アクリルはリキテックスとかアクリルガッシュとか、紙時代に頻繁に使っていたのを思い出しました。筆塗りで真剣にタミヤアクリルを使ってみたら、なんだかデジャブ‥‥というか既視感のある使い心地で、理屈以前に感覚的に馴染めました。

 

乾く前は水彩のように混ざり合い滲み合い、乾いた後は油彩のように混ざらず滲まず、しかも乾燥時間はそこそこ短いので作業もちゃっちゃと進み‥‥と、そう言えばタミヤアクリルの利点は、リキテックスなどのアクリル絵具と同じなんですよネ。今さら、言うのもなんですが。

 

ラッカーだとどんなに乾いていても、すぐに溶け出しちゃうので、下の色の影響を受けやすい「利点」とも「欠点」とも言える性質があります。私がこのブログで掲載しているプラモの画像は、全て本塗りをアクリルでおこなうことが前提です。ラッカーの下塗りにラッカーで上塗り‥‥となると、かなり慎重に重ねる色を検討しないと、予期せぬ悪い結果になりやすいです。

 

完全に乾燥したアクリルだと混ざってくれないので「滲み合う混色」は期待できませんが、そこはそれ、古典的な油彩の技法を応用して半透明で塗って「半透明のレイヤーのように」混色すれば良いです。‥‥ヨーロッパのモデラーさんの作例で、まんま、カラヴァッジョ技法と同じ方法を用いているのがあって、「本場の味」に感じ入ったことがあります。

 

 

加えて、私の好きなボックスアートのアーティストの方々(小池さん、六車さん、高荷さん‥‥など、日本の誇る画家の方々)が、ふと見直してみれば、みな「筆派」なのも、アクリルの筆塗りにハマった要因かと思います。エアブラシばかりに固執していた昔がウソのように、今は気楽に筆塗りしてます。「田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術」を偶然アマゾンで見つけたのも、筆塗り&アクリルの大きなきっかけでした。(田中式塗装術はラッカーベースですが、アクリルにも応用できます)

 

 

 

 

* * *

 

ちなみに、筆使い‥‥と言えば‥‥‥

 

ホビーリンクジャパンの「小池茂夫アートプリント」シリーズは、原寸大(とのことです)のイラストを、綺麗な印刷によるポスターとして販売しているシリーズで、極めて繊細な筆致が克明に再現されている珠玉の製品です。

 

 

マットな上質紙に印刷されており、ポスターフレームに収納して飾ると所有欲抜群で、全部揃えたい衝動にかられます。既成のA2のフレームに収まるので、フレームも安く調達できます。

 

アニメ、マンガ、ソシャゲのイラスト‥‥のような「同業」「お隣さん」の絵だけでなく、別ジャンルで大幅に異なる技法の絵にも積極的に触れて、「近親交配」で血が濃くなりすぎるのを防ぐ‥‥のも、絵描きの領分には必要かと思っています。

 

特に、アニメーターになっちゃうと、線画オンリーの価値観に執着しやすいので、線画ではない絵を身近に置いて、珈琲でも飲みながら時折眺めるのも良いですヨ。

 

 

 


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