運動不足

耳にタコができるほど、私のような職業は「運動不足に気をつけろ」とは言われます。実際のところ、机に座れば座るほど、仕事が進む職業ですから、体を動かす運動とは真逆のオーダーに支配された生活です。

 

それに、「気をつける」と言っても、「気をつける」ことで解消される問題じゃないでしょ。運動不足は。

 

気をつけるレベルでどうこうなるものでもないです。

 

ガチで、どれだけ体を動かすか‥‥です。

 

 

‥‥‥と、言うのを、最近、実写の仕事で痛感しました。

 

実写はなんだかんだ言っても、体を動かしてばかりいます。もちろん、演者さんではなく、スタッフの役職でも‥‥です。朝から晩まで、休憩をこまめに挟んだとしても、機材をセットしたり変更したりバラしたり、構えて撮ってと、体を動かし続けるのですから、私のような作画机とOA机の周辺に生えたモヤシのような人間は、ヘバらないわけがないです。

 

しかも実写は、超・リアルタイム系の仕事です。「あとで」はなく、「今やる」ことばかりです。時間進行の多少の遅れはあっても、キッチリ、その日のうちに収束しなければなりません。

 

実写にリテークなし。

 

テイクはあるけど、リテイクはなし。

 

うまくいかなかったら、後日、Rで対応‥‥なんて、ありません。

 

アニメ現場になれちゃうと安易にリテークばかりに頼りますが、実写にその慣習や甘えは通用しません。その場その時のミスを放置すると、後日にとんでもない損害を作品制作に被らせてしまいます。

 

例えば、春に撮影した映像の内容に、数ヶ月後にリテークじゃないと直せない部分が発覚したところで、もう世の中の風景は夏。‥‥ゆえに、撮影当日に現場で確実に「ショット=撃ち取る」必要があり、アニメ現場とは全く異質の緊張感が現場を支配します。「今、この時じゃないと撮れない」というキワキワの緊張感がベースにあります。「うまくいかなかったね」じゃ済まされません。

 

実写現場の歴戦のスタッフの方々と違い、私は前述した通りの「もやし者」なので、そりゃあもう、ペースについていくだけでも汗だくです。スチルカメラでコンポジットに必要な役者さんや小道具を撮る役回りでしたが、「撃ち漏らし」がないようにあらゆる可能性を考えて撮影するので、体は動きっぱなしで、滝のように汗が出ました。

 

 

 

で、帰って泥のように眠って翌日。

 

筋肉痛‥‥とか思いきや、これがまた、すっきりと爽快。体が軽い。各所に溜まっていた老廃物が掻き出されたかのような、スッキリ感。

 

体をほとんど動かさず、毎日机にヘバりついて、ズモ〜ンドヨ〜ンと重く疲れて眠る‥‥なんていう繰り返しの日々では得られなかった、眠り明けの爽快感の「なんと新鮮な」ことよ。

 

「うわあ‥‥やばい。‥‥今まで、真逆の対応してたかも‥‥」

 

‥‥と背筋が寒くなりました。体力を温存する行為が、結局、体の疲労グセを助長していた‥‥のかと。

 

 

 

そうか。

 

体をとことん動かして、疲れて眠るようなことも、人間には必要なんだな。

 

‥‥と、「今、それ?」と言われるような認識をする私。

 

しかし‥‥今の私にとっては新鮮です。「体を運動でヘトヘトに疲れさせることが、実は強いリフレッシュ効果を生み出す」という実感。もしかしたら、オフロードバイクを乗り回していた昔には実感していたこと‥‥かも知れませんが、最近はもうメッキリ、バイクにも乗らず‥‥でしたからね‥‥。

 

 

 

でもさ‥‥、じゃあ、何の運動をする?

 

一眼レフカメラを持って、ハイキングかなあ‥‥。

 

歩くのは一番‥‥といいますしネ。

 

ただ、それで汗だくになれるか? 服を着ているのも鬱陶しくなるほど、ツユダクに汗をかけるか?

 

うーむ。。。

 

 

 

 


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