お魚クーラー

夏が間近に控えた季節、金魚など、水の中の生き物と暮らしていると、水温の上昇が一番気になるところです。

 

水を温めるのは色々と手段があるものの、冷やすのは中々難しいです。ネットで検索すれば、ペルチェ素子を用いた安価な水槽クーラーなどが検索できますが、ハッキリ言って、大して役に立ちません。水槽周囲の室温が高ければ、あまり温度は下げられませんし、水槽クーラーから排出される熱がさらなる悪循環を引き起こすことすらあります。

 

水槽クーラーは、よほど入念に水槽周辺の換気を考えておかないと、効果が少ないです。熱がこもるような場所では、水を冷やすはずの水槽クーラーの排熱が、さらに周囲の室温を上げてしまい、全く相殺されて効果がでないこともあります。‥‥過去に体験済みです。

 

*もしエアコンの室外機が室内にあったら‥‥と考えれば、想像しやすいです。熱い風は撒き散らすし、うるさいし、最悪ですよネ。

 

中途半端に金をかけても無残に敗北するのみ。1万円以下の水槽クーラーで水温が何度も下がれば安上がりでしょうが、現実はそんなに甘くないようです。

 

安価な対策で確実に効果がでるのは、水面に風をあてて空気を循環させつつ蒸発させて水の温度を下げる方法です。いわゆる「蒸発熱」「気化熱」の効果です。

 

気化熱を利用した水槽用ファンは、2000円くらいで売っておりますが、イマイチ耐久性が低い(=すぐに壊れる)のと音がうるさいのがネックです。水槽に取り付けるためコンパクトさを求めるあまりに、小型で送風力は弱く、小型で高回転で五月蝿いわけです。

 

市販の水槽用ファンは、だいたい1〜2度くらいの水温低下が可能ですが、設置場所の環境によっては、もっと下げたい場合もあります。‥‥私の場合がそうです。

 

最近、LEDライトを消している深夜にも関わらず、金魚の水槽が29度まで上昇したのを見て、水槽用ファンではなく、一般用途の大容量(?)ファンを使った気化熱クーラー効果を試したら、

 

水温を4度近く下げる効果

 

‥‥を確認しました。4度も下がるとはかなり強力です。実際、29.1度くらいあった水温が、25.2度くらいまで下がりました。効果絶大。

 

25度まで下がれば、金魚らだけでなく、水槽のお掃除役の貝も生きていけそうですし、異常な温度上昇を防げれば、マツモの繁殖も旺盛なままで、バクテリアも見えないところで活躍してくれそうです。

 

購入して設置したファンはこちらのクリップファン

 

 

 

ちょうど、置物を飾るのに使っていた100円ショップ製の小棚が水槽の真上に取り付けてあったので、その棚にクリップをかませて、水面の表面に向けて風を送るように設置しました。

 

ポイントは、夏場限定で水槽のガラス蓋を外して(2分割式の片方だけ)、空気の入り口と出口を水面に作ることです。

 

*いざという時に換気できるように、ガラス蓋は1枚全面ではなく2枚構成にしておくと、何かと便利です。

*ファンはUSB給電式なので、余ってその辺に転がっていたiPhoneのUSB電源アダプタで給電しています。各種端末のUSBアダプタは集中型の高速充電器で賄うので、日頃から余りがちなKindleやiPhoneやiPad付属の電源アダプタを、こういう機会に活用してます。USB電源アダプタを別売で買うとそれなりの値段はしますもんネ。

 

 

4度も水温を下げるからといって、じゃんじゃん水が蒸発して減るわけでもないです。私の環境の場合、熱がこもりやすい状況なのか、水槽近辺の空気を循環させることでも、相乗的に効果が出ている‥‥のでしょうかネ?

 

とにかく、「風当て方式」で4度も下がったのは初めてだったので、驚きました。

 

まあ、この方法の唯一の欠点は、2〜3日に一度くらい、水槽に水を補給することです。故意に風を水面にあてて蒸発させるので当たり前なんですが、金魚や貝の命には変えられまい。

 

ちなみに、ファンの風量は、「最小」か「小」で十分です。4段階切り替えの1か2で。

 

日常生活用のファンとしてみれば小型でも、水槽冷却用のファンとしてみれば十分な風量で、最小の風量にすれば風切り音も静かです。

 

 

 

水温の上がりすぎで、金魚が体調を崩したり、貝が一斉に死ぬのは悲しいですよネ。

 

水槽メーカーの冷却ファンも確実に温度を下げてくれますが、設置場所があるようなら一般用のクリップファンでより静かにより大きな効果で、水温を下げるのも1つの手です。

 

クリップファンだと、暑いシーズンが終われば外せるのも便利ですヨ。

 

 

 


9ms、1.5テラメモリ、1000nits、サイドカー(!)

今回のWWDC2019、盛りだくさんですネ。(現在講演中)

 

まず、iOS 13。

 

Apple Pencilのレイテンシーが20ミリ秒から9ミリへ高速化。10ミリを切りましたネ。

 

iPadがますます使いやすくなる工夫もいっぱいで、期待できます。

 

 

 

次に新型Mac Pro。

 

28コアのCPU、最大1.5テラ(でしたっけ?=12スロット)のメモリ。

 

8Kのストリームを3本、4Kだと12ストリーム。

 

大袈裟なように感じますが、未来の映像制作にはこのくらいの性能アップは必要だと、現在毎日、ひしひしと痛感しています。「ProRes 8K(エイトケー)」が演説の端々に聞こえていましたが、実はアニメだと大判が多いので(PANとかでね)、4Kのアニメでは10K超えのProResだって普通に扱う日々ゆえに、ようやくマシンの性能が追いついてきた‥‥と、ちょっと安心しました。お値段は6000ドルからスタートでしたっけ?

 

未来はこのくらいのマシンが普通になると思いますヨ。

 

 

 

次にPro Display XDR。

 

6KのRetinaで1000nits(!)、P3です。値段は5000ドルですが、1000nitsのモニタがようやく60万円で登場してくれた‥‥と、MacPro同様にちょっと安心。

 

でもまあ、画面の見た目が綺麗なだけがリファレンスモニタの役割ではないので、本当にプロのHDR用途に適しているかは、にわかには信用しませんが、まずは市場の良い刺激になればと思います。EIZOさんの60万円帯のアンサーを期待してますヨ。

 

 

 

そ・し・て・・・

 

次期macOS「カタリナ」の「サイドカー」来たー!!!

 

サイドカー、つまりiPadをmacOSのサブモニタにする機能です。もちろん、Apple Pencilも使えます‥‥とのこと。

 

AstroPadを買った私ではありますが、Apple純正のサイドカーがきびきび動けば、それがユーザにとっては一番です。OSでサポートしてくれる安心感と安定感は代え難いです。

 

 

 

その他、今(4時2分)紹介してたARもスゴいネ。楽しそう。

 

今年のWWDCは盛りだくさんでした(って、まだ基調講演は続いてますが)。

 

 

 

追記:

 

SwiftUIはいいなあ。AdobeのESTKでUIを組み立てるのとは段違いの手軽さ。

 

さすがにWWDCだけあって、SwiftUIのデモでは会場が盛り上がってホーホー教の教徒がいっぱいでしたネ。

 

 


美術展とクリムト

クリムト展が来ますネ。東京都美術館で4月23日からとのこと。

 

でも‥‥、多分、私は行きません。最近、この手の美術展で「絵を見た〜〜!」と満足することが皆無だからです。人混みを見にいくようなものです。

 

企画展はいいや。もう期待してない。

 

「あの美術館の、あの絵に会いたい」と、空いている常設展を見に行ったほうが、100倍マシです。人がまばらで静寂な、絵だけが飾ってある空間で、ずっと、好きな絵の前に立って見ていられるから。

 

 

クリムト展は、30年前に見ました。今はなき、池袋の西武美術館(という名前だった気がします。セゾン美術館だっけ?)で「ウィーン世紀末展」と銘打って開催していました。

 

良かったですヨ。今のような人混みはなくて、じっくり見ることができました。

 

私は当時アニメーターの駆け出しの頃で、大泉学園のアパートと埼玉の実家を週一で行き来していましたから、池袋には毎週出ていて、西武の美術館には簡単にいくことができました。おそらく、クリムトとウィーン世紀末展は、4〜5回見たと思います。

 

凄いボリュームで、とても1日で鑑賞できる内容ではなかったです。美術展の図録が電話帳のように分厚かったですしネ。

 

クリムトだけでなく同時代の、例えばエゴン・シーレとかヨーゼフ・ホフマン、オットー・ワーグナー、ココシュカなど、ドイツ系、オーストリア系の作品が山のように展示してありました。オットー・ワーグナーのあの精密なコンセプトデザイン画などは、チラ見だけで見切れるものではないですよネ。ちゃんと鑑賞しようとすれば、自ずと時間もかかろうというものです。

 

下図もナマで観ました。

 

 

 

あまりにもその美術展に馴染みすぎて、何度も来館したにも関わらず、最終日に「最後にもう一度」と閉館間際に行ったを覚えています。今日でもう見れなくなると思うと、なんだか切ないキモチになったのを今でも思い出せます。

 

 

 

人生の中には、生涯忘れることのない美術展や美術館との出会いがある‥‥と実感します。

 

私は80年代中頃の高校時代に鎌倉の美術館にモロー展(「モローと象徴主義の画家たち」)にいきましたが、50歳を超えた今でも、その影響下にあると自覚します。もちろん、ウィーン世紀末展もネ。

 

ダヴィンチの「荒野の聖ヒエロニムス」も強い印象を受けました。絵を目の前にした時の存在感がとにかく異質で、絵の状態もあいまって、ディテールよりも存在感だけが強くココロに刻まれています。

 

 

 

一方、現在の上野の企画展では、忘れることがないのは「すげえ人混みだった」という記憶だけです。画家が絵を見つめていたのと同じ距離で、時間を超えて自分の目で同じ絵を見ている‥‥という不思議な体験など、今の美術館の企画展では期待するだけ虚しいです。

 

上野なんか行かなくても、まだ静かに絵を見れる美術館はありますので、自分の本当に好きな絵を探して見にいきましょう。絵だけではなく、「美術館参り」した道すがらの情景まで、代え難い記憶となって、貴重な財産となります。絵を描く人間ならなおさら、自分の宝物となりましょう。

 

企画展でなければ、上野でも、常設展は見所がいっぱいです。何よりもまず、空いているので、正常に絵を鑑賞できます。

 

松園の「焔」もありますし、モローの「牢獄のサロメ」もありますし、その他、「この絵って、上野にあったのか」と驚くような有名な絵も並んでいます。

 

 

 

 

今度のクリムト展も、もし人混みが空いている時間帯があるのなら、まだナマでクリムト(の絵)を見ていない人は見にいく価値はあると思います。絵が見れずに人混みを見てもしょうがないけど、空いている時間帯があれば‥‥の話ですが‥‥。

 

私はもう、30年前にしっかり刻みつけたので、いいかな‥‥と思います。混んでない時間帯なんてわからないし。

 

 

 

ちなみに、私がクリムトの絵と初めて出会ったのは、中学2年か3年の頃、市の中央図書館の画集でした。何か、イケないものを見てしまった‥‥という背徳の感情がかすかに生じたのを覚えています。まあ、ぶっちゃけ、ど直球でエロいもんね、クリムトは。

 

中学生のウブな小僧が見れば、ドキっとするわな。

 

さらにちなみに、私の母も池袋の美術館に「クリムトとウィーン世紀末展」を見に行ったらしく、当時に感想を聞いたら、「なんかね。気持ち悪かった。」と申しておりました。

 

‥‥‥‥そうね。モネの睡蓮や、ラファエロの聖母に比べれば、たしかに。

*でも私はモネの睡蓮って、「綺麗」だけでは終わらない、魔力というか妖しさを全面に感じるんですけどネ‥‥。なぜ、あんなに、睡蓮の絵を沢山描いたんでしょうかネ。

 

変に通を気取るよりは、とても参考になる、母の率直な感想でした。たしかにコレを見ればな‥‥。

 

*私が見た「ウィーン世紀末展」にもこの複製が来ていましたが、今回も恐らく同じ複製が来ると思われます。(詳細は未確認です)


光の円盤

電子とデジタルの混同に似た話題ですが、たまに見かけるのが、光ディスクが全てデジタル信号の記録媒体だと思っているケースです。

 

レーザーディスクを「デジタル映像の幕開けだ」とか書いている記事を見たことがありますが、レーザーディスクをリアルに買ったことがない人が、「光はデジタル」と思い込んでいるのでしょう。

 

VHSと比べれば綺麗でしたが、明らかに苦手な色の時に絵が乱れる様子は、「これぞアナログの映像信号!」と言わんばかりでした。アニメのベタ塗りは特に民生アナログビデオ信号の弱点が出やすかったです。私はそれなりにLDをコレクションしていたので、DVDとの絵の差を今でも思い出せます。

 

レーザーディスクは光ディスクをレーザーで読みとりますが、信号はアナログビデオ信号です。非圧縮‥‥という言葉が適切かはわかりませんが、アナログビデオ信号がそのまま記録されているようです。専門的な原理はネットで調べてみてください。

 

なので、思い込みやイメージというのは、中々に悩ましいです。私も、自分の苦手なジャンルでは、相当に思い違いをしているでしょうし。

 

 

 

ちなみに、原理や本来の意味でいえば、紙のタイムシートのコマの欄は「デジタル」といえます。

 

8.652498コマ目なんて存在しないですもんネ。1,2,3,4,5,6...と非連続に整数でカッチリ区切られてコマを表記する時点で「デジタル」なんですよネ。

 

デジタルはコンピュータの同義語でも何でもなくて、「非連続」「離散」を意味するので、結構世の中、生っぽいものでも「デジタル的」です。

 

デジタル英語digital英語発音: [ˈdiʤətl]ディジタル)とは、整数のような数によっていて、離散的である(とびとびの値しかない)ということ。

 

 

お医者さんにかかって、「どのくらい痛いか、ちょっとか、そこそこか、かなりか、」と聞かれるのも、何だかデジタル。痛みを3段階に区切って表現するのは、中々難しいと思いますが、かと言って、聞く方も聞かれる方も、痛みをアナログ階調で表現するのも難しいですネ。

 

似たような意味で、「デジタル腕時計」の製品表記も今でも見かけます。単にアラビア数字で表記する、どこでも見かける時刻表示ですが、電力を一切使用しない機械巻きの時計の仕組みと動作と違って、「1,2,3,4,5,6...」と割り切った「非連続」の表示を、かつて「デジタル表示」と呼んだのでしょう。懐かしい言い回しですネ。

 

 

自分はアナログ人間と自認する人が、もし何かの機会に、

 

お前の意見はどっちだ! 白か黒か! YESかNOか!

 

…なんて言ってたら、アナログどころか、1ビットのデジタル人間と呼ぶのもアリかも知れません。

 

 


雑談

今日は休みだったのか。‥‥春分の日。

 

アニメーターは、絵と動きにとてもこだわりますよネ。だから、上手くなるのは、ある意味、必然と言えます。アマチュアで「なぜ絵が上手く描けないのか」とか言う人がいますが、上手い人は絵に注ぎ込む熱量が段違いですもんネ。

 

似た話で、お金を稼ぐ人って、お金にとてもこだわる人だ‥‥と聞いたことがあります。‥‥納得ですネ。アニメーターはお金そのものをどう稼ぐかについて熱量も低いがゆえに、お金に関してアマチュアレベルにとどまるのではないでしょうか。

 

上手い絵、上手い動きを描ければ、無条件にお金が稼げると思い込んでいるフシがありますよネ。でも、実は別ジャンルなんだと思います。

 

車庫入れがどんなに達人級に上手くても、駐車料金は割引にならんもんな。

 

自分の技能を、ビジネスに変換する、もうひとこだわりが必要なんでしょう。技能が高いだけだと、「難しいカットを引き受けてくれる、ありがたい人」でおしまいです。

 

学校を卒業して、そのまま業界入りして、ビジネス感覚を身につけることもなく、まるで学園の部活のように「頑張れば成果がでる」とばかりに、いつまでも「学園気分」でいることが、アニメーターを窮地に陥れる「身から出た錆び」を生み出しているようにも思います。戦争論や行動経済学をビジネスに応用することなど、全く視界の外。

 

アニメーターの業界団体が存在するなら、クロッキー会も良いけれど、フリーアニメーターのための青色申告集中講座のほうが、よほど身のためになると思うんですけどネ。

 

結局、絵を描くことだけしか指南しないのでは、自分たちの得意なジャンルしかやらずに、わからないものはめんどくさくて手をつけない体質のままじゃん。

 

アニメーターの「絵に対して純朴で誠実」な部分=少年少女時代から継続する感情を、「子供のように手玉に取りやすい」と扱われる側面もありましょう。アニメーター自身が、単価だけに反射的に反応するところも、お小遣いをもらう子供のようだと、軽くあしらわれる原因かも知れません。

 

でも、それじゃもう、ダメなんだと思います。2020年代にアニメを作り続けて生きるには。

 

もし、何らかの団体が存在するなら、アニメーターを学園気分から卒業させるための「社会を生き抜く実践的戦術論」みたいなことを浸透させる役割のほうが重要かと感じます。クロッキー教室やパース講座でいくら技術を学んでも、ビジネスに繋げられないんじゃ、やっぱり「学園の部活ノリ」のままですもんネ。

 

 

 

私は、予定していた4月を待たずに、クラウドベースの会計ソフトを使いはじめました。

 

家計簿ソフトのゆとりちゃんが消滅し、マムレターへの乗り換えもうまくいかず‥‥で、数年「家計簿レス」でしたが、家計簿より難易度の高い会計ソフトを流用して、自分のお金周りを把握し、引き締めたいと思っております。

 

クラウドというのが、何よりもの決め手です。マシンにインストールする会計ソフトでは状況的限界が低すぎます。

 

‥‥で、やっぱり、家計簿をつけてないと、「どんなに自分ではソコソコ把握しているつもり」でも、全然ダメダメです。

 

やりたいこと(=自分の事業的に)の風呂敷を広げたものの、あちこちに手が回らず、停滞している様子が、会計ソフトで象徴的かつ「容赦ない数値」として表れております。

 

例えば、取得したドメインの維持とレンタルサーバ料金は、結構な額に達してますが、そのドメインとサーバをほとんど活用できていません。

 

大戦略でいうところの「難易度の高いマップ」を見るようです。最初は防戦一本槍で、状況の把握と整理、再編成、その後にようやく攻勢開始‥‥ということになりましょう。はぁ‥‥。

 

でも、頑張ります。数字がリアルに突きつけられるのは、家計簿ソフトで慣れていますしネ。

 

自分の人生をダメなほうへと導く、何か重く気だるい流れのようなものに打ち勝つためには、まずは「お金の統率」を自分の中で図る必要がありましょう。やさぐれてイジけてたって何も解決しないもんな。

 

*追記)

以前私が撮影監督をやっていたころ、「atDB」というコンポジット周りのデータベースを自作して運用し、全体の集計だけでなく、各カットの種別(絵コンテ撮〜本撮)やリテーク率なども集計して、「撮影作業が完了するまでの予測」をコンピュータを活用して把握していたのは、もしかしたら、家計簿ソフトの「ゆとりちゃん」の影響も強かったかも知れません。偉大なるゆとりちゃん‥‥。

また、あの可愛いコアラのお母さんに会いたいです。

 

 

 

その昔、私の母にも、家計簿ソフトのゆとりちゃんを購入してセッティングしたことがあるのですが、しばらくした後、母曰く‥‥

 

お金もないのに、家計簿ソフトなんて辛くて

 

‥‥と言っていたのを思い出します。お金で苦労していることを自動計算や各種グラフでありありと直視することになるから、家計簿ソフトは嫌だと。

 

母は、郵便局で働いて定年して、お金の数字には見慣れていても、いざ自分のこととなると、お金が余裕があるならまだしも、色々と悪い問題があると、直視したくないんでしょうネ。

 

キモチはわかるんだけどさ‥‥。それを言ったら、先には進まないですよネ。

 

アニメ業界のお金の問題を語るのなら、自分自身のお金の運用・会計についても逃げずに語らないと、片側の車輪だけでは前に向かって走れません。両輪、できれば、2輪ではなく、4輪で。

 


松の勢力

私が三鷹に初めて行ったのは、おそらくスタジオぴえろでの作打ち、その次はアトリエ戯雅での作打ち、そしてまだJCスタッフが三鷹の駅近くのジーンズ屋さんの背合わせにあった頃です。30年前以上前のことか。

 

私が「吉野家ではない牛丼」を初めて食べたのも、下図の「B」の松屋です。どんどん店舗が入れ替わる世知辛い世の中で、私がフリー原画マン駆け出しの頃=30年以上前から存在し続けるのは、凄いですよネ。

 

 

松屋は追加料金なしに味噌汁がついてくるので、吉野家に慣れきった私は驚いた記憶があります。当時、今は亡きわたなべぢゅんいちさんと夜中に食べにいったものです。

 

ちなみに、知っている人には有名な「えぐち」というラーメン屋も斜向かいの地下にありました。今は名前も店主も変わっているみたいですが、味は健在と聞きました。

 

 

 

私は現在、南口ではなく北口で仕事をしていますが、松屋の勢力は「牛丼の松屋」の真横に「とんかつの松乃家」が並んでおり、三鷹の「松関連の勢力」は中々なものです。

 

そして、最近は「ステーキ屋松」まで出来たとか。

 

「屋松? 誤字?」と思いましたが、多分、狙った上での「ステーキ屋 松」なんでしょうネ。遊び心がありますネ。

 

 

 

壁に耳あり、松屋に目あり。

 

阿佐ヶ谷に「作り手と受け手のコミュニケーション」を謳ったモールが数年前に出来て消滅したようですが、三鷹の安く飯を食わせてくれるところにいけば、業界人の滞在率は相応に高く、プチコミュニケーションすら可能かと思われます。三鷹でなくても、吉祥寺とか荻窪には相当多いですネ。

 

松屋グループではないと思いますが、

 

壁に耳あり、トリキに目あり。

 

‥‥とも言えます。トリキにいくと、どう考えてもアニメ現場の内容を話している人がいますわな。メガハイボール!

 

青梅街道沿いの馬車道で作打ちみたいなのをしているのを見かけたこともありますし、以前葦プロと7スタ(記憶が曖昧)があった交差点のデニーズも、作打ちの光景がよくみられました。上井草のアオヤギで今でも作打ちしてるのかな?

 

 

 

そう言えば、三鷹の南口には、もう30年以上前から「カントリーファーム」という店があって、よく行ったものです。まだ健在らしいので、今度、ご主人の姿を見に昼食(ポークジンジャーかチキンジンジャー)でも食べにいこうかな‥‥。

 

あの頃は三鷹にも映画館があってねえ‥‥。喫茶店「ドリゴ」の「どですか丼」も懐かしい‥‥。

 

昔話に耽るようでは、私もジジイになった証拠ですネ。

 

 

 


家計簿のゆとりちゃん

「ゆとりちゃん」って、アニメにもあったんですね。2019年現在、検索にかけると、アニメのほうがひっかかります。

 

私が前々回で書いた「ゆとりちゃん」はコレ。

 

 

画像荒いなー。

 

アマゾンの表記によると、販売開始が1999年とのことです。MacOS、PowerPC全盛のころですネ。

 

このソフトだけのために、2000年代の後半まで、MacOS9で動作するマシンを保持していました。OSXに他が全部切り替わった後もネ。

 

マムレターも途中でふにゃふにゃになり(VM ware Fusionのバージョン移行時にデータを喪失しました)、挫折していた数年ですが、来月からはクラウドの会計ソフトを始めます。

 

 

 

私は意外に、細かい操作が必要なシムシティとか戦略シミュレーションが好きなので、実はそんなに家計簿付けは苦にならないようです。かつて「野人」「獣」と呼ばれた自分でも驚きですが。

 

人間の一生って長いな、果てしないな‥‥と思っていたら、もうアラウンド50。

 

今年は、身の周りを一旦整理して、これからの時間の使い方を大幅に見直そうと思っていた矢先に、クラウドの会計ソフトがかなり良いと聞いて、時間だけだなく、お金も含めた運用方針を心機一転して実践しようと思います。

 

アニメーション映像制作の事業も、自分の事業も、これからは広げた風呂敷の上でどう展開するか‥‥ですネ。広げたのに、何もしないで畳むのは、アホみたいですもん。

 

松本零士調ですが、「限りある命を大切に」です。

 

 


ボールペン

私は、万年筆に関しては「定番」と呼べる銘柄を自分の中で確立しているものの、ボールペンに関しては半世紀を生きても不定です。使おうと思うと、インクが出ない‥‥という体験が多く、どの会社のどの製品が信頼性が高いのかが、未だによくわからないのです。

 

もちろん、万年筆もインクがでないことはしょっちゅうですが、理由もわかりますし復活方法も手馴れているので、頼れる製品は定着しています。私はペリカンが好きで、ラミーのカリグラフィ用も使いますが、日頃使いで一番信頼しているのは、何と言ってもプレピーです。

 

 

 

1本単体だと300円くらいの「安い万年筆」ですが、しばらく放置してたまに使う程度でも、まるでサインペンのようにいつでも書ける!

 

私はペリカンやラミーではコンバータを常用していますが、その理由は頻繁にインクの水分が揮発して書けなくなるので、「ちゅう〜」とインクを吸って復活させる必要があるからです。カートリッジだと不経済なのが理由です。まあ、毎日使う人こそ万年筆が似合うのでしょうけどネ。

 

しかし、このプラチナのプレピーは、どういう技術かよくわかりませんが、万年筆なのにインクが乾いて書けなくなることがないです。書き味だって、普通に万年筆です。なので、万年筆のインクをさっと使いたい時は、メンテが不要なプレピーを使うことが多いです。

 

 

 

「消せない文字」用途なら、プレピーで決まり!‥‥のように思えるのですが、「複写」が必要な場合は、万年筆には全く不向きです。万年筆の筆圧では、複写は無理ですもんネ。

 

なので、プレピーのように、いつでも確実にインクがでるボールペンを常備したいと思っています。

 

携帯用はステッドラーのアバンギャルドを愛用していますが、だからといって、頻繁に鞄から出して使っていると、外出した時に鞄に入ってない!‥‥なんてことを、私はやってしまうのです。そういう些細な場面での管理能力が私は異様に劣っているので、携帯用は携帯用として鞄に定着させたいです。

 

机に常備するボールペンで、確実にいつでも使える製品はないのか。

 

最近、「加圧式」という何やら「インクの推しの強そうな」ボールペンがあることを知り、試しに買って使っています。

 

コレ。その名も「エアプレス」

 

 

 

書いた感じは、特に「エアプレス」を感じるものでもなく、至って普通です。耐久性も長く使ってみないと判らないので、まずは数ヶ月間〜1年のんびり使ってみようと思います。

 

濡れた紙にも書けるというのは、凄いですね。‥‥まあ、そういう場面があるかは別として。

 

 

 

 


イレブンセレブン

‥‥とは、私の父が独自に編み出した「セブンイレブン」の別名ですが、最近、会社の近くに新規で店舗が出店しました。会社の近くには、セブンイレブンがなくて縁遠かったのですが、会社の建物の前の道を突き当たったところに、突如出現した煌々と輝くコンビニは、何だか神々しくさえ思えますネ。今まで夜になると、暗かったもんな。

 

私が小さい頃は、コンビニは存在しなくて、夜は静寂そのものでした。小学3〜4年生くらいの時に、自分専用の自転車に乗れるようになったことが嬉しすぎて、朝の3〜4時くらいに自転車で町を走る‥‥という、今考えれば「妖怪」みたいなことをしていた時期があります。怖いだろ‥‥普通。子供が真夜中に一人で自転車で走ってたら。

 

でもまあ、ルックはともかく、深夜の町は昼とは別世界で、まるで異世界を垣間見るようで楽しかったのです。

 

そんな時代にセブンイレブンが出現した時は、朝の7時から夜11時までやってるお店そのものに、皆驚いたものです。

 

そういえば、牛丼の吉野家が初めて町に現れた時も、「牛肉」の文化があまり発展していなかったので(もしかしたら、ウチだけ?)、牛肉のメニューを安い値段で食べられること自体が新鮮でした。牛丼は「うる星やつら」にもあるように(‥‥って、アニメだけの話か)、男子生徒から大人の男に至るまですっかり馴染んで、高校生になる頃は友達とよく食べてました。

 

ちなみに、私の牛丼の食べ方の定番=紅生姜をしこたま入れて、七味もいっぱい振って(牛丼屋さんの七味は辛味が弱い)、溶き卵を絡めて食べる方法は、バンドでドラムを叩いてた親友の食べ方がそのまま根付いたもので、おそらく今後もずっとその食べ方をするでしょう。最近はさらにアレンジを加えて、お新香も加えて「野菜牛丼」にして食べてます。‥‥塩分過多なような気もしますが。

 

私の子供時代の町に現れた最初のセブンイレブンも吉野家も、今でも場所を思い出せます。ただ、吉野家は閉店してしまって、美容院か何かに変わってました。

 

セブンイレブンの24時間営業の是非が、話題になっていますよネ。ちょっと前には、ファミレスの24時間営業の是非も問われ、24時間ではないファミレスのほうが多いくらいになりました。深夜2時までの営業を打ち切って、24時で閉店の店も増えました。今後は、もっと増えるんでしょうネ。だって、人間は減る一方ですもんネ。

 

24時間営業という形態が、実はベビーブームのビッグウェーブに乗って栄えて、ビッグウェーブが岸にたどり着いて反転して去るとともに、24時間の業態も沈静化したと思える今日この頃。

 

人の量の多さ。

 

巨里の1980年代の映像と、2010年代の映像を、YouTubeで見ると、その変わりようにショックを受けます。

 

 

 

 

私は80〜90年代の清里には行ったことがないのですが、80年代映像に写っている人の量・車の量は、段違いに多いですネ。

 

遊園地も海水浴場も、イベント会場的なところには、同じ世代の子供(若者)がいっぱい集まっていて、そうした光景がベビーブーム世代前後のデフォルトなんですよネ。

 

ベビーブーム世代の年齢が移行すれば、流行る商売も推移する‥‥のは、考えてみれば当然のことでしょう。

 

2000年代に(2003年くらい?)、イメージボードの仕事の取材で、閉園寸前の「高崎・カッパピア」に行ったことがあります。客はまばらもまばらで、係員の人が後ろを追うようについてきて、「もし乗り物に乗るようなら」電源を入れて乗り物の操作をするような状態でした。お客がいないので、乗り物を常時稼働する必要がないわけです。

 

寂しかったですよ〜。まさに「ベビーブーム、夢のあと」という感じで。

 

1970年代は、夏ともなるとカッパピアのプールは「芋洗い状態」だったとか。‥‥たしかに、海水浴場でも、東京近場の海水浴場は、信じられないほど人で溢れていて、とれとれぴちぴち大漁丼みたいで「うわぁ、海水が見えない」(ちょっと盛りすぎか)くらい子供と親とカップルで溢れていました。

 

そういえば、今って、「フィーリングカップル5x5」とか「ねるとん紅鯨団」のような、恋愛バラエティみたいな番組ってあるのかな。

 

ベビーブーム世代の成長に合わせて、カッパピアのような遊園地から、清里のような若者向け観光地へと、ビッグウェーブが移動して、今は40〜50代となって、何が波に乗ろうとしているんでしょうネ。

 

 

 

 

まあ、このCMは爽やか路線ですが、映画「その男、凶暴につき」を見ると、同じ時代の「闇」というか「不安」「絶望」も感じることができます。

 

ベビーブーム世代にとって、「人生の終わり」、つまり「死」のニュアンスがリアルになった時、もしかしたら「その男、凶暴につき 2」みたいな作品も作られるのかも‥‥知れませんネ。

 

 

 

2度と戻らぬ昔を懐かしむのも、ほどほどにして。

 

せっかく、セブンイレブンが近くにできたのなら、色彩設計さんから教えて頂いたセブンレイブン&中本のカップ麺を食わねば。

 

 


パスポート10年。

パスポートに2種類あるのを、最近まで知りませんでした。

 

日本のパスポートは、日の丸の赤をテーマにして、赤いパスポートだけだと思ってました。「5年は青で、10年が赤」と言われて、今さらながら気がつく次第。

 

なので、期限が曖昧な場合は、パスポートの表紙の色を思い出せば、大まかに期限切れか否かが判断できる‥‥みたいですよ。

 

私は生涯今まで、パスポートを使ったのは3回だけです。なので、ほとんど何も知識がなくて、前回使った日時も忘れて、てっきり期限が切れていると思ってたら、2024年までは使えるみたいで「面倒な手間と出費」がなくてちょっと安心しました。

 

思い起こせば、赤以外のパスポートを持ったことがないので、結局は10年パスポートしか持ったことがなかった‥‥のですネ。手続きに必要な金額の差額が、5年と10年で2倍になることはなく、割安なので、赤い10年パスポートをたまたま毎回取得したんでしょう。

 

 

昔よりは面倒や手続き時間が減ったとは聞きますが、戸籍の書類が必要だったり、管轄の都府県別の窓口に出向いたり、写真を自前で用意したり、意外に申請手続きと取得に1万円(12000円と16000円くらいだったはず)以上かかったりと、やっぱり段取りは面倒です。

 

ちなみに私は、記載の顔写真を、自前で無地のふすまの前で三脚を立てて自撮りして、高画質光沢紙に印刷して提出しました。実寸の寸法が規格を満たせば良い‥‥との事なので。

 

照明が窓外の自然光のみでクオリティにやや難があったのですが、Photoshopで光量不足を補ってレタッチしてプリントしたので、なんとか受理されました。「顔の寸法は頭頂からあごまで32mm〜36mm」との規格をキッチリPhotoshopで合わせて印刷したものの、「イマイチ、写りが悪い(=不鮮明)」みたいな小言は窓口で言われましたけどネ‥‥。今度申請するときは大人しく専用のソリューション(写真を撮るボックスとか)で処理しよう‥‥。

 

 

どうせパスポートがあるのだから、プライベートで使ってみたいとは思うものの、海外旅行をする時間など今はないですし、まずなによりも言葉の壁をブチ破る度胸がないです。行ってみたい国や都市や街や村はいっぱいあるんですけどネ。

 

 



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