Apple Pencil、近況

Xs Maxの値段にどれだけの人間がついていけるのか、ソフトバンクの月々の支払いに組み込むと紛れるのかも知れませんが、まあ、欲しい人が買えばいいだけの話ですわな。私はiPhone8 Plusが使い物にならなくなるまで使う所存なので、しばらくiPhoneはいいや‥‥という感じです。

 

AppleのXs Maxの目論見はおいといて、私のAppleに対する関心は、来年と噂されるモジュール構成のMac Proと、Mac miniの新型、そしてiPad Proの新型です。ジョブズ時代のApple再興の原点に立ち戻ったラインアップを期待しています。

 

 

 

私の毎日は、まさにApple PenciliPad Pro、そしてiMac Proの毎日です。300nitsの眩しいEIZOのHDRモニタも今や日常の風景。初代のiPad Proも現役で毎日活躍しています。ProMotionじゃなくても十分仕事はできます。

 

Apple Pencilのバッテリーの持続時間は、「ちょうど良い」感じで、8時間くらい作業しているとちょうど「バッテリーの残りが5%です」的な警告がiPadに表示されます。つまり、「とりあえず、一旦休みなさいな」と水を差してくれるわけです。まあ、設計で計算したわけではなくたまたまだとは思いますが、絵を描く仕事にはちょうど良いです。

 

その後も作業を続行したければ、数十分充電している間は休憩して、30〜40%までバッテリーを回復させて、あともうちょい描く‥‥という感じで続けられます。切羽詰まっているときは、1分くらい充電すれば30分は描けますから、なんとでもなります。

 

Apple Pencilのバッテリーの残時間は、そのまま作業時の自分の身体の酷使と比例するので、バッテリー切れの警告はおおまかなバロメーターにもなります。シャーペンや鉛筆だと、過労でぶっ倒れるまで仕事できちゃうから、怖いですよネ。

 

Apple Pencilを満充電にする間に、ひと眠りはできます。

 

‥‥ちなみに、私はApple Pencilを複数持っていますが、とっかえひっかえ使うことは避けています。まず、そんなことしたら、体がもたないでしょうし、何よりも「ペアリングの解除と接続」が面倒なので、他のiPad用のApple Pencilは故障でもない限り使い回すことはないです。それに、Apple Pencilは一度も故障したことがないので、困ったことがありません。

 

AdobeがフルバージョンのPhotoshopを、iOSでリリースする‥‥という噂がありましたが、それが実現したら、相当の作業部分をiPad ProとApple Pencilでこなせます。Adobe CCにお金を払い続ける甲斐もあろうというものです。

 

 

 

下世話な話‥‥ですが、Apple PencilとiPad Proでどれだけお金が稼げるのか、あまりにも範囲を広すぎて想像ができません。あれもできる、これもできる、あんなことまでできる‥‥と、絵を描く人間なら、能力と意欲次第で、自分の稼ぎのメインツールにもできましょう。

 

Apple信者だろうが、Windows信者だろうが、どうでも良いです。無意味でくだらんキャプションです。絵を描くことをシンプルに考えて、絵を描く道具をシンプルに選択すれば良いだけです。

 

最近、無印iPad(=Apple Pencil対応)も使っていますが、そちらはガラスフィルムで画面を保護したので、描き味はよくないです。水森亜土さんのガラスお絵かきのような描き心地で、決してコントローラブルとは言えません。入りと抜きがツルツルガラスだと乱れます。

 

やっぱり、サラサラ表面仕上げの「書き味向上フィルム」は必須ですネ。色々なのを試しましたが、ぶっちゃけ、どれでも大丈夫でした。差は感じますが、ツルンツルンになっていないだけで書き味はぐんとよくなります。

 

 

この書き味向上シートは、10枚セットの割安製品も出ていて、近々買っておこうとかと思っています。初代のiPad Proに対応する製品があるうちにストックしておこうと思いまして。

 

‥‥10枚あれば、初代iPad Proの「道具としての寿命」(5年くらい)は十分全うできるように思います。

 

 

そういえば、稀に、Procreateで「カット&ペースト」「コピー&ペースト」のジェスチャーのあとで、Apple Pencilが無反応になるトラブルが発生します。そういう場合は、Procreateの画面から、一旦ホーム画面に戻って、Apple Pencilで何かをタッチして反応させれば戻ります。それでもだめな場合は、Bluetoothのオンオフで治ることもあります。

 

原因は不明ですが、Apple Pencilの故障ではないみたいなので、それだけは安心です。

 

 

 

 


iPad Pro。

今年のWWDC。iPad Proの新型が噂されていましたが、残念ながら噂に終わりましたネ。わたし的には、初代、第2世代とも、性能面で困っていることは何もないので、第3世代は先送りでも特に不都合はありません。むしろ新たな出費をせずに済んだ‥‥とすら。

 

iPad Proを作画で使うのなら、12.9インチです。どうしても、物理的な面積は必要です。

 

初代は3年近く、第2世代は1年、使い続けていますが、どちらも現役そのもの。しかも、初代が役不足なんて感じたことがないです。

 

初代(1'st 〜Late 2015)と、第2世代(2'nd 〜Mid 2017)の見分け方は、チップです。初代がA9X、2世がA10Xです。

 

初代。A9Xです。Amazonとかで売っているのは、この初代のiPadが多いですネ。

 

 

第2世代。A10Xです。

 

やはり、現行の第2世代は、Amazonでも割高です。

 

では、その割高なぶん、性能はどれだけ差があるか‥‥というと、例えばAmazonでの売価、89000円と117500円の差額28500円の差を、性能の差で感じるか?‥‥というと、「普段はすっかり忘れている」感じですかね。

 

思い出せば、色域がDCI-P3(8bitだけど)だったり、120Hzだったりと、たしかに目には映る差ですが、アニメの作画絡みの作業って線画メインなので、正直、すっかりその価格差、性能差は忘れています。

 

そもそも、私は今でこそHDRだ何だと宣っていますが、身には長年のsRGBや709が染み付いていますから、初代がsRGBでも(かどうかは不明ですが)するっとスルーしてしまいます。繰り返しになりますが、なんだかんだと、線と格闘するのがメインですからネ。

 

120Hzもね。ソフトウェア上のレイテンシーまでは吸収しないですから、すっかり忘れています。私は初代と2世を頻繁に交換して作業しますが、まあたしかに、初代のほうが動きが柔らかい(=ぬるい)のはたまに感じますが、致命的な差では全くないです。

 

実際、人間の筆致に、コンピュータがついてきた試しはないですよネ。必ず、遅れて反応します。‥‥なので、頭の中でペンを動かして描いて、実際のiPad上の描画は単なる答え合わせに過ぎません。もともと、コンピュータの筆致追随なんて、あてにしてないのです。私に限らず、絵でお金を稼ぐような人々でiPadを使う人は、誰でもそうだと思います。頭の中で線のイメージが先行して線画を描いているでしょうから、不具合レベルならともかく、少々のレイテンシーなど問題ではないです。

 

そして容量差。初代のMAXは256GB。2世は512GB。‥‥私は奮発してどちらもMAX容量モデルを買いましたが、使い切ったことも、足りなくて困ったこともないです。描いた絵はAfter Effectsで引き継ぎ作業するので、Air Dropでこまめに外部の大容量ディスクに追い出して、整理することになるのです。

 

ぶっちゃけ、線画レベルの低容量画像ファイルで、256GBや512GBの容量をいっぱいにしたら、整理するだけで面倒。‥‥嫌になるまえに、整理してiPad Pro本体からは消してしまうので、容量が足りなくなったことは一度もないです。

 

また、movやm4vのビデオなどの容量食いファイルは、iPad Pro本体には入れず、Amazon Fireなどで閲覧するので、やはり容量には困りません。線画をiPad Proで描きながら、同じiPad Proのディスプレイでビデオを鑑賞するのは実質不可能ですしネ。‥‥ちなみに、m4v形式にムービーを変換しておけば、iPadでもFireでも再生できるので便利ですヨ。

 

 

 

本当に正直に、iPad Proを導入してからは、ココロもカラダも軽くなりました。紙作業につきまとう、老眼の憂鬱もないです。iPad ProとApple Pencilで描いていると、あれもこれも出来るポジティブな気分になります。

 

でもまあ、大変な作画は、大変なことに変わりないですヨ。その部分は、今までと何も変わらずです。線が多けりゃ、時間もかかる。

 

ただ、iPad Proの救いは、未来の高品質要求の、相応の高い金額の仕事の際に、ハイクオリティな線画を実践できることです。値段の高い仕事に、高い品質で応えることができます。

 

それにさ。

 

原画用紙、動画用紙は、まさにそれそのものでしかないですが、iPad Proは、色々な絵を描くための変幻自在なキャンバスであり筆記具になります。つまり、アニメーターはアニメーターの仕事に限定される必要がなくなります。

 

思いついた時に、色々な色付きの絵を描けます。線画に縛られる状況から、簡単に脱出できます。‥‥本人の意志次第で。

 

これから先の未来は、アニメーターは「アニメ作画」作業者であると同時に、根本的に「絵描き」でもあるべき‥‥です。アラウンド40の原画マンが70代になった時、同じく従量制の原画作業オンリーで生活を支えるのでしょうか?

 

「アニメ作画」という狭いフィールドではなく、「絵」で稼ぐ素地を作るべき‥‥ではないですかネ。

 

線画に色鉛筆でカシャカシャッと影やハイライトを手早く色付けしたスタイルの絵だけで、自身の人生を全うできると予測するのは、私の考えでは「ちょっと無理じゃないの?」と思うのです。線画に色をつけたとしても基本色のぬりえのようなものしか描けず、劇中のシーンを描写するカラースクリプトもショットボードも描けないのでは、あまりにも絵描きとしてのフィールドが狭過ぎます。

 

なので、iPad Pro。大仰な画具など揃えなくても、iPad ProとProcreateがあれば、絵のジャンルを問わず生きて動ける期間だけ無制限に描けます。

 

「アニメ作画しかできない」なんて弱い立場に陥るのではなく、「アニメ作画もできる。つまり、絵も描けるし、動きも描ける。」という強い立場の絵描きを目指すべき‥‥だと思います。絵を描いて、アニメを作って、一生を全うしようと思うなら、です。

 

 

 

 


プレイアビリティ

Apple Pencilでの描き仕事において、自分にあったペンの設定を見つけて、楽に線が引けるようになると、確実に能率があがりますし、ストレスも軽減されます。

 

私にとって、筆圧と描きやすさは密接な関係にあります。できるだけ微妙な力加減で線の太さが変わるのが、私の好みです。‥‥そう言えば、ギターの時も、微妙なニュアンスを微妙なタッチでコントロールするのが好みでした。

 

「プレイアビリティ」=演奏性の好みは、音楽だけでなく、絵にも個人の共通した特徴が表れるのかも知れませんネ。

 

しかし、iPad ProやApple Pencil、ProcreateなどのAppを、ギターやアンプのような「プレイアビリティ視点」で捉え始めると‥‥‥、相当ヤバいことになります。ヤバい‥‥とは、キリがない=「ギターとエフェクターとアンプの、あの果てしない世界に踏み込んでしまう」‥‥ということです。

 

iPad ProとApple Pencilはハードウェアを細かくカスタムすることは出来ませんので「固定」だとして、そのぶん、ソフトウェアに過度な要求が集中します。Procreateはその過度な要求をあらかじめ満たすべく、あのような細かいペン設定が用意されている‥‥とすら思えます。

 

実際、Procreateでの「筆圧」(=入力ゲイン)に対するパラメーターは強弱の設定だけで何種類あるんだ‥‥という感じで、まるでギターをつないだゲインブースター(エフェクター)+3ボリュームのアンプで音作りをしているかのごとくです。

 

ギターもペンも直接手で操作して表現する道具‥‥ですもんネ。簡単にいくはずもないか‥‥と、改めて思います。

 

 

でもまあ、ギターがギタリストの人となりを表すように、ペン設定も描き手の個性と考えて、楽しみながら、独自のペンを増やしていこうと思います。

 

 


Apple Pencilのチップ買い足し

Apple Pencilのチップが、作業場で残り1つになったので、買い足しました。‥‥4つ1パックで2300円くらいするので、こまめに買ってはいますが、どうせ消耗品だし、お金の余裕のある時に5〜6パックまとめ買いしても良さそうです。

 

 

同時にマウス「M187」も買い足し。ストック用です。意外に妙なタイミングでマウスって壊れますので、安い時に買い溜めておくのが一番。未開封新品のM187は現在2つ確保しております。

 

また、Apple Pencil充電用のケーブルも買い足し。現在、私の作画机にはUSB充電口が合計20個以上(!)あるので、Apple Pencil用に消費しても全然余裕があります。なので、現在Apple Pencilを2本常備して使っていることもあり、充電ケーブルを買い足しました。

 

 

現在、私は4本のApple Pencilを所有していますが、iPad1枚につき1本、かつ、場所にもそれぞれ‥‥なので、どうしても本数が多くなります。後生大事に1本のApple Pencilを使い続ける‥‥なんてことはないです。ちょうど、ギタリストのギターのように、数本を使い分けるのが、融通が利いてよろしいです。

 

ここまでiPadとApple Pencilへの依存度が高くなってくると、次期のiPad Proはどうしても期待してしまいます。マイナーチェンジでもない限り、即買いするでしょう。だって、iPad ProとApple Pencilでガチに金を稼いでるんですもんネ。性能が一新されて使い勝手が向上すれば、ダイレクトに仕事に反映されますから、新製品は期待して当然です。iMac Proならいざ知らず、iPad Proくらいの価格なら、仕事で使ってれば短期でペイしますしネ。


ドットバイドットでないにせよ、6Kくらいなら全然ストレスを感じずに作業に没頭できますから、4K仕事にも十分対応できます。iOSとmacOSの連携に慣れると、いちいちサーバ越しのやりとりが時間の浪費に思えます。

 

で、新バージョン登場でお役御免になったiPad Proは、依然として「普通のiPadとして」第2のお役目を割り当てられます。多少世代が古くなってもタブレットとしての性能は遜色ないですから、設定ビュワーなんかには贅沢とも言えるほどです。

 

iPad ProとApple Pencilって、高い買い物のように思いがちですが、実は対費用効果がとても大きいと実感します。他のタブレットに比べて多少高くても、iPad Proを使い続けているのは、実感に基づく大きな理由があるのです。

 

薄くて軽くて、取り回しが軽快で、作画机の棚にポンと置けるiPad Proは、少なくとも私にとっては「紙からタブレットへ」移行する最適の手段でした。我が物顔で机を占拠する巨大で底厚の液晶ペンタブレットは、どうしても使う気にはなれませんでした。

 

「紙に絵を描く姿勢」の延長線上にあったのは、まぎれもなく、薄型軽量のiPad Proでした。

 

 

一方、Wacomの薄型軽量の雄、Cintiq Proは、ちまたのSNSを垣間見るに色々と障害が発生しているようで、メーカーの誠実な対応が望まれます。

 

AppleとWacomのどちらが生き残るか‥‥‥なんて、ユーザにとっては不毛な戦いです。やっぱり、CintiqはCintiqでどんどん進化して欲しいもんネ。Appleは薄情なところがあって、5年後、10年後にiPad ProとApple Pencilを製造し続けている保証なんてないもんな。

 

 


アッポーペンシルの芯

さすがに、使用頻度が高くなってくると、みるみる、Apple Pencilの芯は擦り減りますネ。

 

ぶっちゃけ、芯先の消耗具合で、描き仕事の多さがわかる‥‥と言いますか。

 

 

でも、

 

「いや、描く時間が短くても、オレは筆圧が高いから」

 

‥‥と言うのは、マズい。

 

ペンタブで筆圧が強い描き方はご法度です。何よりも自分の体を痛めますからネ。

 

鉛筆は筆圧が強ければ芯が折れますが、ペンタブは全く折れないので、いくらでも力を込めて描いてしまい、やがて「肩」を痛めます。ペンダコも酷くなります。

 

 

通常の筆圧で、絵を描く頻度が高いと、1〜2ヶ月でApple Pencilのペン先は消耗します。金属が露出寸前になるまで、表面の樹脂がすり減るので、書き味がガリガリザラザラしてきたら、とっとと交換しましょう。

 

Apple Pencilの「チップ」は4つ1パックで2300円くらい。私が愛用していた鉛筆「トンボ8900 HB」は1ダースで350円くらい。

 

 

 

 

 

たしか、私の「鉛筆最盛期」でも1ヶ月に1ダースくらいだった‥‥はずです。記憶が曖昧ですが、たしか、2〜3日で1本使ってたので、まあ、だいたい1ヶ月12本で1ダースですかネ。

*今じゃ、1年に1本も使い切りません。変われば変わるもんです。人の日常って。

 

なので、コスト的には鉛筆のほうが(まあ、私は一番安い8900愛用者でもあり)安いですネ。高めなハイユニとか使っていると、話は変わってきますけどネ。

 

 

道具を使い込む‥‥で思い出しまたが。

 

以前に書いた「練習量」の話ですが、Apple Pencilのチップを見れば、「書いてる量」が判ります。‥‥交換してすぐ‥‥でもなければ。

 

ギターでもフレットの減り具合や指板の汚れでどのくらい弾いてるかがわかりますし、ブリッジやピックガードのネジのサビでも、どれだけ弾き込んでいるかが判ります。

 

例えば、ストラトのピックガードのリアPUあたりの上のネジ2つは、右手があたるので汗がついてサビやすく、逆に、ここがサビていないと、手をボディにつけずに弾くタイプかな?‥‥とか、他の部分のヘタリ具合を見て、フレットは減っててもネジなど金属はピカピカだと、楽器の手入れがマメな人なんかな?‥‥とか、ギターを見ただけで「ひととなり」が伺い知れます。

 

 

今も昔も、画具や楽器が新品同然なのって、「やってない証拠」だったりします。「真剣にやってれば」道具はみるみる間に使い古されていきますからネ。

 

なので、絵とかでも、新品の道具だけが並んだ机って、なんていうか、かっこ悪い。‥‥御託だけで実が伴わない感・格好だけ感が、机から匂い立つのです。‥‥ああ、この人は絵描きではなく、画具コレクターなんだね‥‥と。

 

iPadとApple Pencilは、そんなに「使い込んだ感」は表面にでませんが、些細なキズとか汚れ、保護フィルムの光沢などで、「歴戦」の様子は同業者なら見て取れるんですよネ。

 

まあ、フランケンやダックみたいまで、ヘタることはないにしても。

 

*コンピュータ関連機器って、歴戦のビジュアルになるまで「マシン性能が時代遅れになってしまって、使いたくても使い続けられない」が悲しいですネ。

 

 


ペアリング

現在、私は2枚のiPad Pro 12.9インチを使用しており、Apple Pencilもそれぞれ1本ずつペアリングしています。

 

以前はiPadを作業の節目で替えるたびに、1本のApple Pencilをペアリングし直していたのですが、1日に何度も交換すると‥‥

 

面倒。

 

‥‥なので、1枚につき1本ということにしました。

 

しかし、Apple Pencilは見た目が(当然ながら)同じなので、どのApple Pencilが、どのiPadにペアリングされているかが、すぐには判別できません。

 

一旦描いてみて、反応しなければ、別の‥‥みたいなのは、何度も繰り返しているとアホ過ぎます。

 

なので、どのペンシルがどのパッドとペアなのか、印をつけました。

 

コレ。

 

 

 

「くまさんペア」と「パンダさんペア」です。

 

これで間違うことはもうないです。Appleの美的センスに沿うかはナゾですが。

 

 


Apple Pencil、もう一本

‥‥欲しいです。いちいち、ペアリングを切り替えるのが面倒になってきました。

 

現在、仕事の性質に合わせて、2枚のiPad Pro 12.9を使っているのですが、iPadを切り替える時に、いちいち1本のApple Pencilをペアリングしなおして切り替えるのが面倒です。Bluetoothはうまく認識しないこともあるから‥‥。

 

iPad Pro1枚につき、Apple Pencil1本‥‥というのが面倒無くて良いです‥‥が、そうすると、充電ケーブル&コネクタも2本になるのか。う〜ん‥‥‥。

 

 

ちなみに、ペンタブと言えば、WacomのCintiq Pro 16。USBケーブル一本で電源もビデオ信号もイケるので、Cintiq自体は軽快そうですネ。

 

ただ私の場合、まず何よりも、USB-C(Thunderbolt3)で4K出力できるマシンがないので、せっかくの4K性能が私の環境では発揮できません。

 

あと、「また、パソコンの前に縛り付けられるのか‥‥」と思うと、憂鬱になってしまって、今のところ、買う気が湧きません。Cintiq自体が良さそうなのは、重々承知してるんですけど、パソコンに縛られない軽快なiPad Proの取り回しに慣れちゃうとね‥‥。

 

でも、新しいiMac 5Kにリプレースしたら、Cintiq Proもありだな‥‥と思ってます。iPad Proで大方描いて、After EffectsやPhotoshopなどのiMac移行後の作業時に必要になったら、Cintiqがあると便利ですもんネ。「ドロー」と「レタッチ」の環境を分けて運用するのは、十分アリでしょう。

 

iPad Proの最大の武器は、わたし的にはもはや「ジェスチャーによる高速作業」なので、ジェスチャーでサクサク描く段階はiPad Pro、細部を修正して仕上げる段階はiMac 5K‥‥というのは、実はもう運用中で効率をしみじみ実感してます。

 

ただね‥‥Wacomのドライバは、マルチモニタで結構トラブルを引き起こすから、「絵も描いて、コンポジットもして‥‥」みたいな「絵と映像のオールインワンマシン」には、ちょっと怖いのよネ。ムービーの仕事はマルチモニタが必須ですし、以前、Wacomのドライバ周りで散々苦労したし。‥‥マルチモニタって、デュアルだけでなくトリプルだってありますからね‥‥。

 

となると、相変わらずの机3台か‥‥。なかなか、環境はコンパクトにできないな‥‥‥。

 

 

 


芯から金属

Apple Pencilの芯を、あまり交換しないままにすると‥‥

 

 

‥‥のような感じになります。合成樹脂の先端が消耗し過ぎて、金属の円柱のようなものが露出しております。

 

休憩の後、作業を再開しようとして、気がつきました。いつから、めくれていたんだろ?

 

iPad Proの表面に貼ってある保護フィルムは無傷でした。‥‥なので、もちろん、本体のガラスも無傷。

 

多少は金属が触れようと、簡単には保護フィルムは削れないんでしょうかね。ともあれ、すぐに気づいてよかったです。

 

 

仕事で四六時中使っていると、芯の寿命は1ヶ月くらいなこともあります。書き味向上のシートを貼ってあるので、摩擦が多くて、消耗もはやいのかも知れません。

 

しかし、そうしたコストも作業環境全般の運用プランにあらかじめ組み込めば、特に問題はないです。

 

問題は、書き味向上の「保護シートの安定した供給」‥‥ですかね。価格や貼り替えの手間ではなく、結構、頻繁に品切れや生産完了してしまうので、いつでも入手できるわけではないのが、頭の痛いところです。

 

でもまあ、保護シートに限った話ではなく、PC関連製品は、昔から「安定した供給がおぼつかない」性質をもっていました。パっと現れるかわりに、いつのまにか消えてもいる‥‥という。

 

コンピュータの作業環境は昔から「なまもの」なのです。紙や鉛筆に比べて、はるかに流動的です。なまものなので、腐るのもはやい。

 

ぶっちゃけ、紙の作業環境の方が、先読みの計算がしやすいです。コンピュータが「なまもので、計算しにくい」というのも、何だか皮肉な話ですネ。

 

私の場合、保護シートの消耗による貼り換えタイミングは、年に2〜3回なので、耐用年数と実用年数を兼ね合いして、4年分くらい買いためておけば良い計算になります。‥‥となると、10枚か。

 

まあ、今度、保護シートを購入するときは、10枚はともかくとして、半分の5枚くらいはまとめ買いしておきましょうかね。「業務用」だもんね‥‥。

 

 

 

 

 


iPad Pro、120Hz。

新型のiPad Pro 12.9インチ。

 

発売開始から1週間くらいで到着していたのですが、本職の作業に追われて、使い心地などの感想をブログには書けずじまいでした。旧型からの作画環境の移植はほぼ完了しており、既に作画やボード描きで使用しています。

 

私が購入したのは、WiFiオンリー、512GBストレージのモデルです。

 

色々と性能向上がネットで紹介されていますが、作画作業で格段に有用なのは、やっぱりといえばやっぱり、「120Hz」です。ディスプレイ上で直に絵を描く場合、120Hzのリフレッシュレートは、何よりも魅力的な性能向上です。

 

到着早々にProcreateの「6B」(鉛筆)プリセットで描いてみましたが、現実の生の筆記具で描いている感じに一層近づきました。Apple Pencilのペン先の丸さは未だに「ウソっぽい」感触ですが、筆跡だけに関して言えば、かなり「現実」に近づいています。

 

もしかしたら、性能が向上したA10Xチップも関係して、レイテンシーが劇的に改善されているのかも知れませんが、理由はともかく、Procreateの描き味が極めて向上した事実は確かです。紙に描いているように錯覚します。

 

ちなみに、Apple Pencilはもともと240Hzで動作しており、手持ちのApple Pencilで十分、120Hzの描き味の世界を堪能できます。Apple Pencil単体は新しく買い直す必要はありません。

 

ただ、やっぱりガラスのままでは、グリップ力が弱く、正確なトレースが難しくなるので、「描き味向上」のフィルムは必需品です。商品到着直後に、久々にガラスのままで描いてみましたが、全くお話にならん‥‥と思いました。ガラス表面に合わせて自分の描きかたをいちいちコントロールする時間と労力を割くくらいなら、とっととフィルムを貼ったほうが良いです。‥‥しみじみ再認識しました。

 

ガラスの表面にペンで絵を描く際の感触は、どんなに「オレは慣れた」と強がってみても、かなり「異常な描き味」と言わざる得ません。滑らないように無意識でも気をつけていたり、ガラスからペンが離れるときに慎重になったりと、「ガラス面に対する配慮」が面倒で、作業効率が下がる上に、ストレスも「チリツモ」で蓄積されていきます。

 

新しいiPad Proでも、「ガラスはガラスのまま」ですので、仕事で絵を描く人は何らかの対応をすることになると思います。特にアニメーターは、「自分の好きな絵だけを描いているわけにはいかず、自分の価値基準だけでは完結できない」、「趣味の絵とは全く異なる」作業をするので、ペンを自在に操る「ツールのカスタム」は必須となるでしょう。

 

今回貼ったのは、コレ。2500円前後で少々お高めですが、今までとは違ったものを試してみたくて、買ってみました。旧型と新型のiPad Pro 12.9インチは、ボタンの位置も正面カメラの位置も同じらしく、旧型12.9インチのフィルムでピッタリ適合します。

 

 

保護フィルムを貼ってしまうと、iPad Pro自慢の新型ディスプレイの性能はやや落ちるかも知れませんが、絵を描くのが商売なら、描き味を優先します。‥‥少なくとも私は‥‥です。

 

実際に使っていますが、描き味は良好です。適度なサラサラ感がペン先をグリップしてくれます。

 

以前使っていたフィルムは、指先の操作(ジェスチャ)に対する反応がちょっと鈍くなってしまう欠点もありましたが、今回貼ったフィルムは動作が鈍くなる感触はありません。少々高いフィルムですが、性能バランスは良好のように感じます。まあ、あとはフィルムの耐久性、寿命がどんな感じか‥‥ですネ。

 

 

* * *

 

しかしまあ、コンピュータ関連機器って、「こういうこと」があるから怖いんですよネ。

 

去年末から今年の春にMobile Studio ProやCintiq Proが出て「ペンタブ新時代だ」と言ってたのもつかの間、6月には120HzのiPad Proですもん。30万越えのMobile Studio Proを買っていたら、結構ショックですよネ。120Hzを手に入れるためには、ハードを買い換えるしかないですからネ。

 

私も昔、買った数ヶ月後に「絶対、新しいヤツのほうがいいじゃん」という新製品が出て、自分の「ポチった」タイミングの悲運を呪ったことが何度もあります。‥‥なので、技術進化のムーブメントに気を向けるようになったり、新製品発売のタイミングなどに気を配るようになったのです。

 

ちなみに、新型iPad Proは、上述したように120Hzの画面表示の動作になったので、ペンのストロークに限らず、色んな動きが滑らかです。ページめくりとかアイコンの散ったり集まったりの動きとか、ジェスチャに反応する様々な動きが確実に滑らかになって、現実世界のモーションに雰囲気が近づいています。

 

4K60pHDRの有機ELのテレビにしろ、iPadのような身近なアイテムにしろ、技術は容赦なく、先に進んでいきますネ。

 

 

* * *

 

‥‥で、新型のiPad Pro 12.9インチは、買い替えするほどの性能アップか? 魅力か?

 

と聞かれれば、「どうかな? 絶対に買い替えるほどの必要はないけど、確実に性能は上がっていて快適なので、買ってみても良い」‥‥くらいでしょうか。

 

何度も書いてアレですが、私の場合は、「仕事が増えてきて、もう1台買って、作業環境を拡張したかった」ので買ったのです。要は、買い替えではなく「買い足し」です。今年の春先にもう1台買おうと思ってたのですが、仕事がなんやかんやと忙しくなって、そうこうしているうちに新型が出たので、「ちょうどいいか」と思って買っただけで、「新型が出たら買おう」と心に決めていたのではないです。

 

旧型だとうまく描けない、新型だと描ける‥‥なんてことはないので、旧型ユーザは無理に買い替える必要はないと思います。旧型でもたっぷりじゅうぶん、思い通りに絵は描けますヨ。

 

より一層の滑らかな描き心地、滑らかなモーション、上品な発色のディスプレイ、512GBの大容量記憶容量‥‥という、旧型にはない快適性能にお金を捻出しても良いと思う人は、買い替えてみても良いんじゃないですかネ。

 

でも、まあ、たしかに‥‥120Hzの描き心地はヤミツキになるなあ‥‥とは思います。その辺は偽らざる新型120Hzに対する感想です。もし、iPad ProとApple Pencilに興味があって、まだ買っていなくて迷っているのなら、性能がアップした新型は「買い時」だとは思いますヨ。

 

 


筆圧要注意

アマゾンでiPadやCintiqなどの保護フィルムのレビューを見ていると、特にペーパーライクな保護フィルムの場合、「ペン先の減りが異様にはやい」「2時間で消耗する」なんていうレビューを見かけますが、「デジタル」で絵を描く時は、ふと冷静になって自分の「筆圧」を見つめ直してみることも必要になります。

 

意外に、筆圧の高い人は多いのです。

 

保護フィルムを貼ったことで、日頃の自分の筆圧の高さ・強さが強調される‥‥なんてこともあるのです。

 

紙と鉛筆の場合、万年筆などのペンの場合、鉛筆の芯がバキボキと折れたり、ペン先が湾曲するような状況を見て、「ヤバい。筆圧が高い」と自覚できるのですが、ペンタブにはそれがないので、実はとても危険なのです。ぶっちゃけ、肩を壊す原因にもなります。

 

絵を描く時の「自分流」はありましょうが、長く絵を描き続けたいのなら、筆圧はできるだけ弱くするように「自覚して明確に」心がけるべき‥‥でしょう。ハードウェアは故障したら買い換えることができますが、自分の体は買い換えるわけにはいきませんもんネ。

 

特にペンタブを使う場合、無自覚に筆圧がどんどん強くなることもありますから、感圧を敏感に設定して、弱い力でもダイナミクスをコントロールできるように自分の画法を改良したほうが良いです。

 

楽器でもなんでもそうなんですが、力を入れたところで、上手く弾けるわけでも描けるわけもないのです。一生懸命力を込めれば、一生懸命描いてる気分になってしまうものですが、それはむしろ逆効果なんですよネ。ストロークに柔軟性が失われてしまいますし、「自分が必要以上に力んでいる」ことを客観的に冷静に俯瞰視できていない時点で危ういです。

 

何かを操作する時、力んでて良いことなど1つもないのです。害だけです。もし自分が「そのスタイルで生きてきた」というのなら、自分の未来のためにも方針変更して自分の技法を変えた方が良いです。

 

アニメの絵を描く時、絵の内容は気にしますが、描く時の自分の挙動を気にすることはあまりないですよネ。しかし、バイクの運転やピアノやギターの演奏では、運転時や演奏時の挙動も指導・指南の対象となります。アニメは描いている時の姿を他者がチェックするような指導法がなく、絵さえ上手ならば自己流でプロになれてしまうので、気づきのきっかけがないのです。両指にギチギチに力を込めてスケール練習したり、体をギンギンに強張らせてスラローム走行したり‥‥などは、経験者の指導によって改善されますが、アニメの絵を描く時はどんなに筆圧が強かろうと誰も指摘してくれません。‥‥だから、筆圧の強い人ほど、ある程度の年数が経つと、カラダにガタがきやすいのです。指にタコができる程度で済めば良い方で、肩まで力みが伝達されて、首の方まで影響が出てきます。

 

「だってさ、強くペンタブに力をかけないと、濃く出ないんだもん」というのは、いやはやなんとも。

 

筆圧の設定をすれば、いくらでも楽に濃く描けるようになります。「筆圧を敏感にすると、コントロールが難しくなる」という意見もありましょうが、難しいコントロールを当人の技術で可能にしてこそプロだとも思います。トライアルバイクのプロライダーは、タイヤのブロックパターンの1つ1つが地面を噛む感覚を得るといいます。プロのピアニストは何重にも重なったポリフォニーを繊細なタッチによって浮かび上がらせます。同じように、繊細な筆圧コントロールを可能にしてこそ‥‥です。

 

 

‥‥で、実は私も筆圧が弱いとは言えず、むしろ強いほうなので、特に切羽詰まっている時こそ、冷静に自分の筆圧をチェックするようにしています。

 

自分の筆圧が強いのも自覚できずに、アセアセゴリゴリと描いている時は、そうとうパニクっている時です。そんな状態では、絵そのものにも支障がでます。「おい、自分。もうちょっと冷静になれや」と筆圧で自分の状態をクールダウンするきかっけにもなります。

 

 

アマゾンのレビューには、レビュワーの筆圧の客観的な明記はないので、実際のところ、どれだけペン先が減るものなのかは、自分で使ってみないとわからないものです。

 

まあ、とにかくは筆圧設定を敏感にするところから始めて、多少それで描くにくくなろうが、自分の体を長く使い続けるための「画法」ですから、筆圧が弱めの描き方に慣れて技法を確立するしかない‥‥と私は考えます。

 

筆圧が高くて肩を壊した人を何人も知っているし、過去の私自身が筆圧が強くて自身の体を痛めつけたので、余計‥‥ネ。



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